週間海況情報(2000年10月13日~2000年10月19日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸沖と紀伊水道沖でやや離岸している模様で、伊豆諸島海域でスミス島付近まで蛇行した後、伊豆諸島の東沖を北上し、房総半島沖でやや離岸している。
黒潮内の水温は、26~27℃台に降温し引き続き前年同期より1℃程度低めに推移している。 九州東岸から四国沿岸域は23~26℃台となり、前年同期より1℃程度低めに推移している。御前埼沿岸に25℃台の暖水域が引き続き分布している。 伊豆諸島周辺海域は概ね24~25℃台に降温し、前年同期と比べると1~3℃程度低めである。房総半島沿岸域は23~24℃台となっており、前年同期並みからやや低めである。 今期の表面水温は、緩やかな降温傾向で推移している。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、21.4~22.8℃の範囲にあり平年値と比較して+0.3~+1.5℃の範囲でやや高めで経過している。
九木定置水温は23.3~23.5℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 10月17日~18日『あさま丸』浅海定線観測によると、湾内の表面水温は21.8~22.5℃で、湾中部~湾口部の三重県側で平年よりやや高めの他は平年並みであった。底層水温は、22.1~23.8℃で、湾口部で平年並みの他はやや高めであった。
底層のDO(溶存酸素量)は、0.7~9.5ppmで、湾中央部の三重県側で低めの他は全般に高めであった。
白子定地水温は、20.2~22.8℃の範囲にあり平年値と比較して-0.2~+1.9℃の範囲で高め→平年並みで経過している。 |
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