週間海況情報(2000年8月5日~2000年8月11日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、都井岬沖~九州東岸~潮岬沖で概ね接岸しており、遠州灘沖からは東南東へ向かって青ヶ島付近まで離岸した後、北北東へ向かい房総半島沖で接岸している。
黒潮内の水温は、28~29℃台を示し、概ね前年水温並みである。 黒潮内側域の冷水域は、伊豆諸島西にみられる。また同東沖の冷水域は、ほとんどみられなくなった。 熊野灘~遠州灘では、浜名湖沖からの暖水波及が強く、前年水温並みである。 伊豆諸島海域の水温は、24~27℃台を示し、前年水温より1~2℃低めである。 房総半島沿岸では、黒潮の接岸にともなって24~28℃台を示し、前年水温並み~2℃高めである。 今期の表面水温は、緩やかに昇温している。 |
熊野灘沿岸: | 8月8~10日の『あさま丸』沿岸定線観測では、熊野灘の表面水温は26.1~28.7℃で平年より1℃前後高めであった。50mでは16.0~20.9℃、100mでは13.9~15.9℃、200mでは10.7~12.4℃で、概ね平年並みであった。
浜島定地水温は、28.4~28.8℃の範囲にあり平年値と比較して+0.6~+1.2℃の範囲でやや高めで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、28.0~29.6℃の範囲にあり平年値と比較して+0.9~+3.2℃の範囲でやや高め~かなり高めで経過している。 |
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