週間海況情報（2000年6月23日～2000年6月29日）
（漁業情報サービスセンターからの情報等も含む）
| 黒潮本流： | 黒潮流路は、四国沖と潮岬沖でやや離岸しており､伊豆諸島海域で青ｹ島南まで蛇行し、伊豆諸島の東沖を北上するかたちとなり、房総半島沖で離岸傾向となっている。
黒潮内の水温は、25～28℃台を示しており､前年同期並みからやや高めである｡ 九州東沿岸から四国沿岸域では、大隅半島から都井岬沿岸に25～26℃台の黒潮系水が接岸している他、概ね前年同期並みである。 伊豆諸島海域では､同諸島の西側に22℃台の低水温域が分布している他、三宅島の東沖に20℃台の低水温域が出現した。 房総半島沿岸域では、黒潮系水の波及が弱まり、19～22℃台に降温した。 表面水温は、各海域で昇温が進んでおり、20年平均水温と比較する黒潮流域で1～2℃程度高めを示している。 |
| 熊野灘沿岸： | 浜島定地水温は、22.8～24.6℃の範囲にあり平年値と比較して-0.7～+1.2℃の範囲で平年並み～やや高めで経過している。 |
| 伊勢湾： | 白子定地水温は、22.2～25.1℃の範囲にあり平年値と比較して-1.1～+2.4℃の範囲で高め～やや低めで経過している。 |
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