週間海況情報(2000年6月2日~2000年6月8日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸から潮岬に概ね接岸しており、 伊豆諸島海域で青ケ島南の31°30′N付近まで蛇行した後、同諸島に沿って北上し、そのまま房総半島に接岸している。
黒潮内の水温は、24~28℃台を示しており、概ね前年同期並みである。 九州東岸から日向灘に23~24℃台の黒潮系水が波及している。 遠州灘沿岸に、23℃台の暖水域が形成されており、暖水域の南東には20℃台の低水温域が分布している。 伊豆諸島北部海域では、新島から三宅島周辺に23℃台の黒潮系水が波及している。房総半島沿岸では、18~23℃台の黒潮前線が接岸している。 表面水温は、各海域で昇温が進んでいる。 |
熊野灘沿岸: | 6月6~8日の『あさま丸』 による沿岸定線観測では、熊野灘の表面水温は21.2~23.0℃で、平年並み~1℃
程度高めであった。50mでは16.4~19.6℃、100mでは14.3~17.0℃、 200mでは10.8~13.2℃で、北部で平年より1℃程度高め、中部沖合で1℃程度低めの他は平年並みであった。
浜島定地水温は、21.7~23.4℃の範囲にあり平年値と比較して±0.0~+1.8℃の範囲で6月9日を除いて、やや高め→高めで経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、20.8~22.6℃の範囲にあり、平年値と比較して-0.3~+1.4℃の範囲で平年並み~やや高めで経過している。 |
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