週間海況情報(2000年5月26日~2000年6月1日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、種子島~都井岬南東沖でやや離岸して、九州東岸~大王崎沖で概ね接岸している。その後南東へ向かい石廊崎沖で31゜40′N付近まで蛇行した後三宅島付近を通って房総半島に接岸している。
黒潮内の水温は、23~26℃台を示し、前年水温並みである。 遠州灘沖の冷水域は、伊豆諸島西側で20℃台が広く分布している。 熊野灘では、引続き潮岬沖から21℃以上の暖水波及がみられ、前年水温より1~3℃高めである。 三宅島付近からの黒潮反流は、前期より弱まった。伊豆諸島海域では、引続き黒潮流域に覆われており、前年水温と比較すると、北部で1~2℃高め、並み~1℃低めである。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、22.4~22.5℃の範囲にあり平年値と比較して+1.3~+1.9℃の範囲で高めで経過している。
九木定置水温は21.4~21.6℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、20.6~22.0℃の範囲にあり平年値と比較して±0.0~+1.8℃の範囲でやや高めで経過している。
6月1日~2日の『あさま丸』浅海定線観測によると、湾内の表面水温は、18.8~21.8℃で、湾奥で平年並み、湾口で平年より1℃低めであった。底層水温は13.9~18.4℃で、平年並み~2℃低めであった。底層のDO(溶存酸素量)は2.1~6.2ppm で、平年並み~やや高めであった。 |
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