週間海況情報(2000年5月5日~2000年5月11日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸~室戸岬沖で概ね接岸しており、潮岬沖から南東へ向かい御前埼沖で31°50′N付近まで蛇行した後、八丈島東で小蛇行して
141°E付近を北上して房総半島沿岸に接岸している。
黒潮内の水温は、21~25℃台を示し、前年水温並み~1℃高めである。 遠州灘沖の冷水域は、徐々に縮小している模様。熊野灘~遠州灘沖では、18℃台に広く覆われ前年水温より1~2℃高めである。 八丈島付近から19℃以上の黒潮反流がみられる。 伊豆諸島海域では、引続き黒潮流域に覆われて、前年水温より1~3℃高めの水温である。 今期の表面水温は、全般に1℃昇温している。 |
熊野灘沿岸: | 浜島定地水温は、19.5~20.6℃の範囲にあり平年値と比較して+1.5~+2.2℃の範囲で高めで経過している。
九木定置水温は17.4~17.9℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 5月9日~10日の『あさま丸』浅海定線観測によると、湾内の表面水温は17.1~19.4℃、底層水温は12.5~16.1℃で、表面では平年並み~やや高め、底層では低め~平年並みであった。底層のDO(溶存酸素量)は3.9~8.3ppmで、ほぼ平年並みであった。
白子定地水温は、17.2~19.4℃の範囲にあり平年値と比較して-0.1~+1.6℃の範囲で平年並み→やや高めで経過している。 |
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