週間海況情報(2000年4月7日~2000年4月13日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、九州東岸~潮岬沖で概ね接岸した後、南東へ向かい石廊崎沖で31°40'N付近まで蛇行した後、御蔵島付近を通って東北東へ向かい房総半島沖で離岸している。
黒潮内の水温は、19~23℃台を示し、前年水温並み~1℃低めである。 遠州灘沖の冷水域は停滞気味に経過している。熊野灘~遠州灘沖では、潮岬東沖から暖水が波及している。伊豆諸島海域では、概ね黒潮流域に覆われており、その水温は、前年水温より1~2℃高めである。 房総半島沿岸には、野島埼沖からの暖水波及に覆われており、前年水温並み~1℃低めである。 今期の表面水温は、緩やかに昇温している。 |
熊野灘沿岸: | 4月11日~13日の『あさま丸』沿岸定線観測によると、熊野灘の表面水温は16.8~18.8℃で、ほぼ平年並みであった。
50mでは15.6~18.4℃で平年並み、100mでは14.1~17.0℃で平年並み~1℃高め、200mでは11.6~13.0℃で平年並みであった。冬季から続いていた熊野灘の高水温は解消した。
浜島定地水温は、14.9~16.4℃の範囲にあり平年値と比較して+0.1~+1.3℃の範囲でやや高めで経過している。 九木定置水温は16.1~16.5℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、11.4~13.3℃の範囲にあり平年値と比較して-0.1~-2.0℃の範囲で平年並み~低めで経過している。 |
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