週間海況情報(2000年1月14日~2000年1月20日
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、種子島南沖でやや離岸して、九州東岸~室戸岬沖で概ね接岸している。潮岬~大王埼沖でやや離岸しているが、遠州灘沖では接岸して南東へ向かい、伊豆諸島海域では青ケ島付近まで蛇行した後、141°E付近を北上して房総半島に接岸している。
黒潮内の水温は、20~23℃台と停滞気味に経過しており、前年水温並み~1℃低めである。 黒潮内側域の冷水域は、熊野灘沖に小さな冷水域が存在して徐々に発達している模様。また伊豆諸島海域の冷水域は、停滞気味に経過している。遠州灘南沖から19℃台の暖水が波及しており、前期より1~2℃昇温した。伊豆諸島海域では、引続き三宅島付近から黒潮反流が幅広く波及しており、前年水温と比較すると北部海域で1~3℃高め、南部海域で2~4℃も低めである。 今期も表面水温は、停滞気味に経過している。 |
熊野灘沿岸: | 1月18日の『あさま丸』による定線観測では、熊野灘北中部沿岸の表面水温は18.4~19.5℃で、平年より2~3℃も高めであった。
100mでは15.7~17.2℃で、平年より1℃程度高め、200mでは12.1~13.1℃でほぼ平年並みであった。 浜島定地水温は、13.4~13.8℃の範囲にあり、平年値と比較して+1.6~+2.0℃の範囲で高めで経過している。 九木定置水温は16.5~17.3℃の範囲で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、 9.4~10.8℃の範囲にあり、平年値と比較して±0~+1.5℃の範囲でやや高めで経過している。 |
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