週間海況情報(1999年12月31日~2000年1月6日)
(漁業情報サービスセンターからの情報等も含む)
黒潮本流: | 黒潮流路は、引続き九州東岸~潮岬沖で接岸しており、遠州灘沖からは東南東へ向かい、伊豆諸島海域では青ヶ島付近まで蛇行した後、141°E付近を北上して房総半島に接岸している。
黒潮内の水温は、20~22℃台を示し、前年水温より1~2℃低めである。 熊野灘では、18℃以上の暖水が波及している。 遠州灘では、15~16℃台を示し、前年水温より1℃低めである。伊豆諸島海域では、全般に18℃台におおわれ、前年水温と比較すると北部海域で1~3℃高め南部海域で1~2℃低めである。 今期の表面水温は、停滞気味に経過している。19年平均水温(12月下旬)と比較すると、黒潮流域で並み~1℃高め、冷水域で1℃低めである。 |
熊野灘沿岸: | 1月5日の『あさま丸』による熊野灘観測では、熊野灘北部の表面水温は16.5~18.7℃
の範囲にあり、沿岸部では平年並み、沖合域では平年よりやや高めであった。
100mでは16.4~17.2℃、200mでは13.3~14.0℃で、平年並み~やや高めであった。
浜島定地水温は、14.1~14.9℃の範囲にあり平年値と比較して+1.3~+2.6℃の範囲でやや高め→かなり高めで経過している。 九木定置水温は16.8℃で経過している。 |
伊勢湾: | 白子定地水温は、11.0~11.2℃の範囲にあり、平年値と比較して+0.4~+1.0℃の範囲でやや高めで経過している。 |
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